【Ruby技術者認定試験のご紹介】

2015/06/01

益々需要が高まる日本発のプログラミング言語Ruby

Rubyとは?

Rubyはまつもとゆきひろによって1993年に日本で生まれたオープンソースのオブジェクト指向型プログラミング言語です。
「簡潔さ」「拡張性」「安定性」の3つの設計原則をもとに開発されたRubyはスタートアップを中心としたWebサービスにおいて採用され、多くの支持を集めました。
現在はビジネスで使えるプログラミング言語として認知され、Web領域に限らず、多くのビジネスで利用されています。

益々高まる国内の
Ruby技術者の需要

現在、Web系スタートアップのサービスの実に4分の1がRubyで稼働しており、大手ネット起業やITベンダーにおけるRubyの採用事例も益々増えています。Rubyの生産性の高さによってビジネス利用が拡大している今、企業によるRuby技術者の人材需要は継続的に増加傾向にあります。また、Ruby技術者の育成はソフトウェア産業の成長につながる問題となってきています。

Rubyは入門に最適な
プログラム言語

イギリスやフィンランドなどでは、義務教育課程のカリキュラムにプログラミングが採用されるなど、世界中でプログラミング教育が盛んになってきていますが、プログラミング初学者によってRubyは以下の点で最適であると言えます。

  • オブジェクト指向が徹底しており、理解度や興味合わせてスタイルを選べる自由度がある
    Rubyは元々「楽しくプログラミングができること」を目的として開発されており、効率性よりも自由度を高めることを重視しています。

  • Rubyに関するコミュニティが充実している
    セミナー、勉強会、メーリングリストなどたくさんのコミュニティがあるため、仲間を見つけ、情報交換や相談をすることができます。

  • 習熟度を確認するための試験がある
    「Ruby技術者認定試験」は到達目標となる技術レベルの指標として有効です。

  • 習得した技術が生かせる場がある
    前述のとおり、Ruby技術者は不足しており、取得した技術を活かす場はたくさんあります。身につけた技術がそのまま社会での強力な武器になるのは大きなメリットです。
Rubyアソシエーション
について


ビジネス分野でのRubyに対する需要の高まりを背景に、Rubyの利用に関する諸課題の解決を目的として、2007年7月まつもとゆきひろを中心とする組織「Rubyアソシエーション」が設立されました。
Rubyアソシエーションは、Rubyの普及と発展のため、開発支援事業やRuby技術者認定事業など様々な取り組みを行っております。詳細はRubyアソシエーションWebサイトにてご確認ください。

[ RubyアソシエーションWebサイトはこちら ]

Ruby技術者認定
試験制度について

Rubyアソシエーションが実施するRuby技術者認定試験制度は、Rubyベースのシステムを設計、開発、運用するエンジニア、Rubyでシステム提案を行うコンサルタント、Rubyを教える講師などを対象とした認定試験制度です。
現在受験可能な「Ruby Association Certified Ruby Programmer version 2.1」認定資格は、SilverとGoldに分類された複数のレベルのスキルを認定しています。

Ruby技術者認定試験はプロメトリックで受験可能です。
[ Ruby技術者認定試験:プロメトリックWebサイト ]